林業・熊谷さんのお宝は「木島櫻谷の鶏図」。祖父が遺した骨董コレクションの1つ。
木島櫻谷は16歳で今尾景年に入門するとすぐさま頭角を現し各種展覧会で立て続けに入賞。とりわけ高い評価を得たのは動物画。しかし夏目漱石は「寒月」を「写真屋の背景にした方が適当」と酷評している。画壇でも毀誉褒貶渦巻いたが争いを嫌った櫻谷はは論争に耳を閉ざしひたすら画業に没頭した。1938年、不慮の電車事故で他界。
木島櫻谷は16歳で今尾景年に入門するとすぐさま頭角を現し各種展覧会で立て続けに入賞。とりわけ高い評価を得たのは動物画。しかし夏目漱石は「寒月」を「写真屋の背景にした方が適当」と酷評している。画壇でも毀誉褒貶渦巻いたが争いを嫌った櫻谷はは論争に耳を閉ざしひたすら画業に没頭した。1938年、不慮の電車事故で他界。