高野連・日本高校野球連盟などは、ことしの夏の全国高校野球で、試合を午前と夕方に分けて行う、2部制を開幕から3日間行うことを決めた。夏の全国高校野球では、去年から5回終了後に、選手たちが最大10分の休息がとれるクーリングタイムを導入するなど、熱中症などに備えた暑さ対策が取られてきた。高野連などは、8月7日に開幕することしの大会で、新たな暑さ対策として、気温が上がる時間帯を避けて、午前と夕方に分けて試合を行う2部制を開幕から3日間行うことを決めた。大会1日目は、開会式をこれまでより30分早い、午前8時半に開始。第1試合は午前10時に開始する予定。第1試合が終了したあと、いったん観客も退場させたうえで、午後4時から第2試合、その後、第3試合を行う。また、2日目と3日目は、午前8時から続けて2試合行い、第3試合は午後5時から行うという。大阪公立大・岡崎和伸教授は「一石を投じる変更点」とコメント。