本格的な暑さを迎える前にエアコンや扇風機の使用について注意を呼びかけている。NITE(製品評価技術基盤機構)によるとエアコンと扇風機の事故は2023年度までの5年間で403件発生していて、9割以上が火災。長期の使用で性能が低下したことが原因とみられる発火やエアコンの洗浄で洗浄剤が入り火災になったとみられるケースがあった。中でもレトロな製品として注目されている古い扇風機については寿命があるので、異常が見られたら直ちに使用を中止するよう求めている。異常がないか点検することや内部の洗浄などは販売店などに相談することなどを呼びかけている。更に熱中症対策の観点からも本格的な夏を迎える前に早めのエアコンの点検や試運転を勧めている。