ハウステンボスではひと足早く夏本番を迎えていた。神奈川県平塚市の七夕まつりの短冊には「地球温暖化を止められますように」との願い。全国162地点で35度以上の猛暑日となった。全国で最も暑くなったのは最高気温39．7度を記録した三重県松阪市。東京都心も2日連続の猛暑日となり今年一番の暑さを記録。この暑さの影響でこれまでに東京都では今年最多となる134人、関東1都6県では355人が熱中症の疑いで搬送された。水の事故にも注意が必要。5日午後3時過ぎ、横浜市で小学生の男児が川に流されたかもしれないと119番通報があり、通報から40分後に救助され病院に運ばれたが、その後、死亡が確認された。
危険な暑さは土日も続く見込みで、東京は4日連続猛暑日になるかもしれない。都知事選投開票日の7日、日曜日は年に一度あるかないかの暑い空気が関東に流れ込み、内陸では40度にせまる可能性もある。この週末はなるべく涼しい室内で過ごし、こまめに水分をとるなど万全の熱中症対策が必要。