- 出演者
- 小林雅美 深澤朝香
オープニングの挨拶。
英国の歴史的な総選挙。14年ぶりに政権が交代し、新たな首相に労働党・スターマー党首が就任。労働党は下院の定数650議席のうち、現時点で過半数を大幅に超える412議席を獲得し、14年ぶりに政権を奪還。スターマー新首相は就任演説で冷静に忍耐強く国の再建に取り組むと約束した。解散前から議席を200以上減らし、歴史的大敗となった保守党・スナク前首相は党首の辞任を表明した。
米国・バイデン大統領の大統領選からの撤退論が収まらない中、トランプ前大統領がSNSにゴルフ場で撮影された動画を投稿。ハリス副大統領が民主党の候補者になるとの見方を示した。別の投稿ではバイデン氏に対して司会者なしの1対1の討論会を呼びかけ、挑発した。一方のバイデン大統領は米国の独立記念日に合わせてホワイトハウスの庭で挨拶し、大統領選の継続を訴える観客に力強く応じた。
きのう、関東1都5県で気温35度以上の猛暑日を記録し、熱中症の疑いで計355人が搬送された。都内では134人が熱中症の疑いで搬送され、1日で搬送された数が今年始めて100人を越えた。きょうも全国の広い範囲で危険な暑さとなる見込み。
株と為替の値動きを伝えた。
- キーワード
- ダウ・ジョーンズ工業株価平均
都内の公立中学で体育を担当する教諭・五十嵐さんは、部活の顧問もするなど長時間勤務が続いていた。去年は過労死ラインを大幅に超える残業時間が続き、さらに主幹教諭の立場になったことで仕事が増え適応障害と診断された。自ら降格を申し出たことで今は定時で帰れるようになったが、多くの教員は長時間労働が続いているため自分のように体調を崩す教員がまた出るのではと危惧していた。東京都では昨年度に採用された新人教諭のうち49%が1年以内に退職し過去10年で最も高い離職率となった。都知事選の候補者の発言を紹介。小池百合子氏は「教員確保に関する経験者採用枠やメンター制度の導入など現場の負担を軽減する」、蓮舫氏は「DXやサポートスタッフの活用で講師の付随業務を減らし子どもとの時間を増やすことを」、石丸伸二氏は「市長時代に教員免許を必要としない業務を教職員から分離させ働き改革を実現した」、田母神俊雄氏は「パソコンやAIを活用しての事務負担の軽減はモデル事例を活用するなど改善の余地がある」としている。
焼肉店の倒産が過去最多ペースで進んでいることがわかった。中野区にある「塩ホルモンさとう」店主は円安による仕入れ価格の高騰に苦しんでいた。アメリカの牛タンは今月から仕入れ値が2割ほど上がったという。客足に響く可能性があるため価格は維持している。かつてまかないで出していた部位を商品化するなどしてコストを抑えている。焼肉店の倒産はことし6月までの上半期だけで20件と急増し、過去最多ペースとなっている。専門家は焼肉店はコロナ禍でも換気があるため罪悪感がなく、店舗数が多くなりすぎて顧客獲得競争が厳しくなり始めたと指摘した。
企業の倒産件数がこの10年で最多となった。帝国データバンクによると今年1月〜6月の倒産件数は去年よりも881件増え、4887件となった。2014年以降最多の倒産である。円安などが背景の物価高倒産は484件となったほか、物流2024年問題などを背景に人手不足倒産は182件でどちらも過去最多となっている。
去年の1人暮らしの世帯の数が過去最多となった一方、18歳未満の子どもがいる世帯数は過去最少となったことが厚生労働省の国民生活基礎調査で分かった。1人で暮らす高齢者は855万3000人で過去2番目の多さとなっている。厚労省は「少子高齢化が進んだことや未婚率の上昇が影響していると考えられる」としている。更に「生活が大変苦しい」または「やや苦しい」と答えた世帯の割合が前の年よりも8ポイントほど増え、59.6%になった。
日経平均株価が一時4万1100円台にまで上昇。3か月ぶりに取引時間中の史上最高値を更新した。連日の上昇の背景にあるのは米国大統領選でのトランプ氏再選シナリオ。トランプ氏が再選されればインフレを再燃させる政策を打ち、米国の長期金利が上がる。その場合、円安が更に進み、日本の輸出関連企業や商社には追い風になるとの見方が株価を押し上げている。
全国の気象情報を伝えた。
- キーワード
- 赤坂(東京)
危険な暑さは土日も続く見込みで、東京は4日連続猛暑日になるかもしれない。都知事選投開票日の7日、日曜日は年に一度あるかないかの暑い空気が関東に流れ込み、内陸では40度にせまる可能性もある。この週末はなるべく涼しい室内で過ごし、こまめに水分をとるなど万全の熱中症対策が必要。
中野区にある「塩ホルモンさとう」店主は歴史的円安に苦しんでいた。アメリカの牛タンは今月から仕入れ値が2割ほど上がったという。焼肉店の倒産はことし6月までの上半期だけで20件発生している。背景には消費者の節約意識があり、5月の家計調査では高騰したキャベツやブロッコリーへの支出は3~4割減少した。イオンではプライベートブランドの一部商品をあえて値下げした。店では去年から4回、合わせて120商品を値下げし、5箱入りティッシュの販売数は約20倍に増えた。イトーヨーカ堂も100品目で値下げを始める。
青果店ではなく農家直営の惣菜店。上田市のスーパーの一角にオープンした農家のキッチン「旬菜ベジまる」。メニューは12種類。料理の主役は農薬を使わずに育てた野菜。旬の野菜を味わってほしいとメニューは季節の変化を示す二十四節気に合わせ2週間ごとに変えている。べじまるを運営するのは市内で農薬を使わず野菜の栽培に取り組む松本祐也さん。埼玉の大学卒業後、水産会社で働き6年前に脱サラして農家となった。市内の耕作放棄地6か所で母親と約60種類の野菜を栽培している。野菜作りを選んだ理由は母の影響が大きかったから。母のやり方をそのまま受け継いだという松本さん。栽培方法を守っていく、そして野菜本来の味を多くの人にしってほしいとベジまるをオープンさせた。
エンディングの挨拶。