- 出演者
- 及川藍 近藤志生里
先月29日、政権発足1000日を迎えた岸田総理は、山梨県でスマート農業の現場などを視察。9月に予定されている自民党総裁選再選をにらみ、地方行脚をスタートさせた。一方、自民党・茂木幹事長は民法の報道番組で「新しい人も含め、色々な考えを持っている人が総裁選に出ることが大切」と述べた。自身の出馬について問われると、「夏の間によく考えたい。一般的には7月、8月が夏の間。総理になってやりたい仕事があるのは間違いない」とした。また高市経済安保担当大臣はおととい国会内で、自身に近い地方議員らと会合を開いた。一部報道で、高市氏が総裁選への意欲を伝えたと報じられたが、高市氏はSNSで「短時間の意見交換をしただけ」と強調。菅前総理は先週、総裁選で新しいリーダーが出てくるべきと発言してから、一気に「ポスト岸田」レースが加速。ただ今の状況は加熱しすぎているとして警戒感や反発の声も広まっている。「ポスト岸田」候補のひとりは、「最近、政局報道が過熱しすぎていてどうかしている。そんなものに付き合っていられない」とした。総裁選の各候補者たちも出番に向けた準備は進めているものの、早い段階で名前が浮上したらつぶされるのではないかという警戒感があり、水面下での駆け引きが続いている。
衆議院、参議院の国会議員計693人の去年1年間の所得が公開された。所得総額の平均は2530万円で、5年ぶりに増加に転じた。増加の要因は新型コロナウイルスの影響で2割削減されていた議員歳費が2022年8月から満額支給に戻ったことで平均額を押し上げる形になった。全議員の最高額は自民党・中西健治衆議院議員が7億4679万円で2年連続1位となり、2位は自民党・鳩山二郎衆議院議員で4億1701万円。岸田総理は3875万円で全体では29位だったが、与野党10党首の中ではトップ。政党別の平均は自民党が2811万円で7年連続1位となっている。
日本銀行が国内企業から景気判断を聞き取った日銀短観が発表され、大企業の製造業は前回から2ポイント上昇して+13となり、2期ぶりに改善した。素材産業を中心に価格転嫁が進んだことなどが主な理由。大企業の非製造業は前回より1ポイント低下して+33となり2020年6月以来、16期ぶりに悪化した。円安による物価高の影響や消費者の買い控えなどで「小売り」が12ポイント下がったことなどが影響した。
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英国・オックスフォード。天皇皇后両陛下は思い出の地を訪問された。陛下の首元にあるネクタイは、留学していた40年前に自ら購入されたもの。最初に訪れたのは、皇后さまが通われていたオックスフォード大学のベイリオルコレッジ。皇后さまは大学側から名誉法学博士号を授与され、陛下とお揃いのガウンで行進されていた。続いて訪れたのは、陛下が1983年から2年間過ごしたマートンコレッジ。何ものにも代え難い日々だったという留学時代を懐かしまれている様子だった。学生寮の部屋から手を振られる両陛下。実はここは陛下が留学当時、自分の部屋として使っていた思い出の詰まった場所。両陛下は沿道の人と積極的に会話される場面も。更に帰り際には、陛下が留学時代の友人に本を渡されるシーンが。本のタイトルは「Lectures on water」で、水問題の研究を続けられる陛下の国際会議での講演などをまとめた本。帰国後、両陛下は今回の訪問を振り返られた。
山梨県側で山開きを迎えた富士山。今年から登山規制が始まり1日の登山者数を4000人に制限。5合目のゲートが午後4時から翌日の午前3時まで閉鎖される。また通行料を1人2000円徴収。登山者は5合目の窓口で通行料を支払い新たに設置されたゲートを通過して山頂を目指したが、初日は富士山が雲に覆われご来光を拝むことはできなかった。山梨県は登山予約の運用も始めていて、きのうは1129人の予約が入ったという。
SOMPOホールディングス・奥村幹夫社長は「我々にとって極めてプラスの効果をもたらすのではないか」。SOMPOホールディングスはRIZAPグループとその子会社に300億円を出資して業務提携を行い、両社のデータを連携するなどして新たな健康サービスの開発、提供や医療や介護分野で協業を行っていくとしている。人口減少で国内の保険市場が縮小する中、保険以外の分野を拡大する狙いがある。一方、RIZAPグループは低価格のジム「chocoZAP」の急拡大で2年連続の最終赤字となっていて、調達した資金を財務基盤の安定などに充てる考え。
明治安田生命保険が現在65歳としている定年を2027年度から70歳に延長する方針を決めたことが分かった。大手金融機関で70歳まで定年を延長するのは初めて。約1500人が対象、短時間勤務など労働条件も職員が選択できるようにする。明治安田生命は2019年に定年を60歳から65歳に延長するなどシニア人材の活用に力を入れていて、人手不足が深刻化するなか人材の確保を進めたい考え。
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奈良県立医科大学が赤血球の開発技術を公表。期限切れの献血からヘモグロビンを抽出し、これを加工して人に投与可能な人工血液になる。通常の赤血球は保管期間が4週間のところ、人工のこれは常温で2年。2030年の承認・申請を目指す。
今月8日に開業するのはSHIBUYA AXSH。東京・渋谷では100年に1度の大規模開発が行われている。2016年、現在のハチ公口比較。路線価にも変化。東京・渋谷「QFRONT」前の路線価は銀座の「鳩居堂」に次いで初の全国2位。今年の路線価の全国平均の上昇率は2.3%。比較できる2019年以降で最高の上昇率。インバウンドと円安による消費の回復が背景にある。都市未来総合研究所・湯目主席研究員は「訪日外国人の人数は2019年を超えているがそれに加え円安があるので、1人あたりの旅行の支出額が大きく伸びている」。上昇率都内1位は浅草。雷門近くには多くの外国人観光客。今後について、湯目主席研究員は「追い風は引き続き残るだろう」。
英国・オックスフォード。天皇皇后両陛下は思い出の地を訪問された。陛下の首元にあるネクタイは、留学していた40年前に自ら購入されたもの。最初に訪れたのは、皇后さまが通われていたオックスフォード大学のベイリオルコレッジ。皇后さまは大学側から名誉法学博士号を授与され、陛下とお揃いのガウンで行進されていた。続いて訪れたのは、陛下が1983年から2年間過ごしたマートンコレッジ。何ものにも代え難い日々だったという留学時代を懐かしまれている様子だった。学生寮の部屋から手を振られる両陛下。実はここは陛下が留学当時、自分の部屋として使っていた思い出の詰まった場所。両陛下は沿道の人と積極的に会話される場面も。更に帰り際には、陛下が留学時代の友人に本を渡されるシーンが。本のタイトルは「Lectures on water」で、水問題の研究を続けられる陛下の国際会議での講演などをまとめた本。帰国後、両陛下は今回の訪問を振り返られた。
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能登半島地震から半年を迎え、岸田総理は能登地域への旅行費用の7割を補助する復興応援割について「復興次第で直ちに開始できるよう具体化を進める」と明らかにした。これまで北陸4県への旅行に対し「北陸応援割」を実施しているが、被害の大きい能登地方についてはより手厚い支援策を検討するとしていた。また岸田総理は和倉温泉の復旧について、旅館などが保有する「民有護岸」についても国が全面的に復旧事業を後押しすると強調した。
70年前の昨日、自衛隊が発足。海上自衛隊は護衛艦「いずも」で「自衛艦隊」の発足70周年記念式典が開かれた。海上作戦センターを初公開。艦艇、潜水艦、航空機の作戦や部隊運用の中枢を担う。木原防衛大臣は談話を通じて「国民の信頼と期待に応え続けられるよう一層努力していく」。
名古屋で開かれた棋聖戦・第3局は、藤井聡太七冠が挑戦者の山崎隆之八段を相手に100手で勝利した。これにより藤井七冠は、引退後に名乗れる別格のタイトル保持者の証「永世称号」の一つ「永世棋聖」の資格を獲得した。藤井七冠は叡王のタイトルを失って以来初めての大局だったが、永世称号の最年少記録を53年ぶりに更新し、地元の愛知・瀬戸市も喜びに沸いた。
H3ロケット3号機は午後0時6分に鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられ、約16分後に「だいち4号」を予定の軌道に投入し打ち上げは成功。「だいち4号」は地殻変動などを数センチ単位で観測できる地球観測衛星で、災害時の情報収集などに役立つ。H3はH2Aの後継機で、今回初めて実用衛星の打ち上げに成功した。
日本全国の気象情報。
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エンディングの挨拶。