2024年7月1日放送 3:45 - 4:30 TBS

TBS NEWS

出演者
内藤俊太郎 新名真愛 
(オープニング)
オープニング

オープニングの挨拶。

(ニュース)
東京都知事選 中盤情勢 小池氏ややリード 蓮舫氏追い上げ

来月7日に投開票が行われる東京都知事選について、JNNでは電話による調査を行い、取材を加味して中盤の情勢を分析。それによると現職・小池百合子氏が自民支持層の約6割や公明支持層の7割余を固めるなどややリードしている。前参議院議員の蓮舫氏は、立憲、共産支持層の大半を固めるなど激しい追い上げを見せ、これに広島・安芸高田市前市長・石丸伸二氏が続いている。元航空幕僚長・田母神俊雄氏は伸び悩んでいるほか、都知事選には52人が届け出ている。ただ今回の調査では約15%の人が「まだ投票先を決めていない」と答えていて、今後情勢が変わる可能性がある。

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史上最年少「永世称号」かけ 藤井七冠 きょう名古屋で棋聖戦第3局

「棋聖」4連覇中の藤井七冠が史上最年少での「永世称号」獲得を目指し、山崎隆之八段の挑戦を受ける棋聖戦五番勝負。第3局が、名古屋市中区・万松寺で行われるのを前に、対局室の空調や使用する駒を確認する検分を行った。藤井七冠は「良い将棋をできるように全力を尽くしたい」とコメント。ここまで藤井七冠が2連勝していて勝てば5連覇を達成し「永世棋聖」の資格を獲得する。「棋聖戦」第3局は、きょう午前9時に始まり夜には決着する見込み。

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ヒューリック杯第95期棋聖戦万松寺中区(愛知)山崎隆之藤井聡太
現場から、大雨災害時の共助 避難時に「要支援者」をどう守るか

大雨による災害が懸念される季節となったが、避難の際、支援が必要な要支援者をどう守るのか。超高齢化社会の現実が住民たちに突きつけられている。九州北部地方を大雨が襲った2021年8月。長崎・西海市で1人暮らしの高齢者から「怖いから来てほしい」と頼まれた民生委員の女性が高齢者とともに用水路で死亡しているのが見つかった。災害時に地域や身近な人同士で助け合う共助の危険性が指摘されている。鹿児島大学・井村隆介准教授は「顔が浮かんでしまう関係ができていると、見捨てるわけにはいかないという気持ちも非常によく分かるが、自分の命が確保されないと助けることもできない」と語った。専門家は、自分の身を守る「自助」の重要性を改めて訴える。ただ一方で、高齢化が進んだ地域では共助に頼らざるをえない現実がある。

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西海市(長崎)鹿児島大学

4年前、豪雨で25人が死亡した熊本・球磨村。そのうち24人は要支援者だった。今年も梅雨入り前に、大雨の際の避難行動を確認する訓練が行われた。川と山に挟まれた那良地区の高齢化率は70%に上り、全12世帯のうち5世帯に要支援者がいる。94歳の女性は、子供たちと3人暮らしだが、家に1人になる時間もある。そんなとき、もし災害が迫ったら。この村では避難の際に要支援者をサポートする支援者を決めた名簿を作成。女性の支援者になっている隣に住んでいる66歳男性は、訓練の放送が聞こえるとすぐに様子を見に行った。女性を息子と2人がかりで車に乗せ、避難所へと向かった。一方で、自分の身に危険が及ぶかもしれないとき、どこまで支援できるのか。支援者の胸の内には迷いもある。助け合って生きる住民たちに難しい判断が迫られている。

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令和2年7月豪雨球磨村(熊本)那良地区(熊本)
金正恩総書記バッジ 初確認

6月30日付けの北朝鮮メディアが掲載した中央委員会総会の写真で、金正恩総書記をあしらったバッジを党幹部らが着用しているのが確認された。これまでのバッジには、故金日成主席と故金正日総書記2人の顔が描かれていて、金総書記単独の肖像画が描かれたバッジが公の場で確認されるのは今回が初めてとみられる。金総書記の偶像化を進め個人崇拝に拍車をかける狙いがあるとみられる。

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キム・イルソンキム・ジョンイルキム・ジョンウン労働新聞
安倍元総理の三回忌法要に出席 岸田総理「“志のバトン”引き継ぐ」

おととし7月、銃撃事件によって亡くなった安倍元総理の3回帰法要がきのう東京都内で開かれ、妻の昭恵さんら親族のほか、岸田総理や菅前総理、森元総理らが出席した。岸田総理は出席後、自らのSNSを更新し「いまだにあの日に起こったことが信じられません。安倍さんと笑い合い議論し指導を受けた数多くの場面が今も頻繁に脳裏によみがえります」と個人をしのんだ。その上で「私たちは安倍さんから引き継いだ志のバトンをしっかりと次の世代に引き継いでまいります」と投稿した。

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SPORTS
6月はHR12本目 大谷翔平 リーグトップ独走の26号

ドジャース14−7ジャイアンツ。6月はホームラン11本を放ち絶好調のドジャース・大谷翔平が26号ホームランを放った。直近12試合で9本目と驚異的なペースで打ち続け、ホームラン数でリーグトップを独走中。

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ソフトバンク近藤健介 3冠王へ快音

プロ野球パリーグ「ソフトバンク10−3日本ハム」。ソフトバンクの近藤健介が快音を連発し3冠王に期待がかかっている。

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(ニュース)
東日本大震災の年に生まれた中学生 弾き語りに込めた思いとは

東日本大震災が起きた2011年に、岩手県宮古市に生まれた中学生が地元の人たちに元気を届けたいとギターの弾き語りを続けている。先月9日、プロのミュージシャンを招いたイベントのステージに立った。ステージに立ちギターの弾き語りで堂々とした歌声を披露するのは、宮古市・宮古西中学校に通う中学1年生・中村旭さん12歳。4年ほど前にコロナ禍で外出の機会が減ったことからギターを始め、今では地元を中心に県の内外でライブも行っている。プロのミュージシャンも招いて市内で行われた音楽イベント「EAST END」で中学生ながらオープニングアクトの大役を任された。旭さんが生まれたのは東日本大震災からおよそ7ヶ月後の2011年10月。旭さんが出演する「EAST END」は震災で傷ついた宮古市を音楽で元気づけようと、2011年から不定期で開催されてきたイベントの後継イベントとして今年初めて企画されたもの。震災の年に生まれ復興とともに成長してきた旭さん。これからもギターと力強い歌声で地域に元気と勇気を届ける。

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気象情報

気象情報を伝えた。

“新施設”の一方で“消えゆくもの”も 変わる広島駅周辺

広島駅とその周辺は新しい施設が次々とできているが、その一方で姿を消そうとしているものもある。RCC・中国放送が取材。広島駅の様子。広島電鉄の高架の橋桁が大洲通りの上を渡され、街の雰囲気も風景も大きく変わった。広島駅の建物も仮囲いが徐々に外れて、夜になると今、照明の試験点灯も行われているという。しかし、街の雰囲気が大きく変わるのはこの場所だけではない。6月16日、高架の設置工事が行われた夜は、その様子を見ようと多くの人が詰めかけた。変化していく広島駅前。カープファンにとっても気になる変化があった。広島駅東側のアパホテルができる位置の工事の様子。新しい広島駅ビルの2階でJRの自由通路や広島電鉄の駅と同じフロアから直接つながるペデストリアンデッキはマツダスタジアムの手前までつながっている。試合観戦に訪れる多くの客が使うことが予想されている。広島電鉄では駅前大橋線の開通後、的場町の電停から広島駅までの線路と猿猴橋町の電停を廃止することにしている。猿猴橋町の電停側で長年カメラ店を経営しているマスヤカメラ・増本光雄さんによると、電車が通る以外はこの道を使う人は以前に比べると減ったと話す。この道は路線バスの通行もなくなり、車や人の利用は少なくなった。この道の近くには2016年に復元され、地域のシンボルとなっている猿猴橋がある。地域では廃線後の道路の活用策について広島市と協議を始めている。路面電車の軌道敷は車道に変え、残ったスペースは電柱をなくしてベンチやテーブルを置いたり樹木を植えたりする「にぎわい空間」を目指す案を検討している。住む人も少なくなっていく中で増本さんは変わりゆく駅前を見つめている。カープファン、街の人、マスヤカメラ・増本光雄さんのコメント。

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東北大学 「能」に魅せられた大学生たち

600年を超える歴史を持つ「能」は洗練された動きで感情を表現し、物語を演じる日本を代表する古典芸能。この「能」の世界に魅せられ日々、稽古に励む大学生が仙台にいる。学生たちの心を惹きつけるものはいったい何なのか。東北放送の報告。東北大学農学部1年の加宅田咲希さんと相川直子さんは今年4月に東北大学に入学し、農学部で生物や化学の基礎知識などを学んでいる。午後6時半、このあと部活動があるということで勉強道具を片付け練習場所へ移動。到着すると早速、足袋を履き、何やら準備を始めた。能楽部では伝統芸能である「能」に取り組む部活動が行われていた。2人は入学後、先輩たちの舞を見て入部を決めた。東北大学学友会能楽部は60年以上の歴史がある団体。現在は1年生から大学院生まで13人が所属していて、部長・和田都さんを中心に週に2回、活動が行われている。部活動ではストーリー性がある能の演目の中でも一番の見せ場となる部分を能面は付けずに舞う「仕舞」、セリフやナレーションといった役割を持ち仕舞に添えられる歌謡である「謡」、謡にあわせて小鼓の演奏をする「連調」の3つに取り組み、これらを組み合わせて能の舞台を構成する。この日は1年生が演じる仕舞を中心に練習が行われた。先輩が手足の動きや体重移動の仕方ついて丁寧に指導していく。6月23日は月に1度行われる師範による稽古。部員たちに指導するのは能楽師・粟谷明生さん。週末に控えた舞台を前にそれぞれの仕舞をチェックし、姿勢や足さばき、扇の使い方など細かく指導していく。能では型どおりに動くだけではなく、洗練された動きの中での表現力が大切になる。部員たちは自分の稽古以外の時もプロのアドバイスや先輩の技を自分のものにしようと真剣に取り組む。今回能面を付けて舞う本格的な「能」に挑戦する部員も。粟谷さんの指導にもさらに熱が入る。粟谷さんは、自分たちなりの表現を通じて能の魅力を広めていってほしいと期待を寄せる。部員たちも切磋琢磨し合いながら能の世界を探求し続ける。

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仙台市民会館東北大学東北大学 川内キャンパス
気象情報

新宿サザンテラスの映像が流れ、気象情報を伝えた。

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(エンディング)
エンディング

エンディングの挨拶。

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