中野区にある「塩ホルモンさとう」店主は歴史的円安に苦しんでいた。アメリカの牛タンは今月から仕入れ値が2割ほど上がったという。焼肉店の倒産はことし6月までの上半期だけで20件発生している。背景には消費者の節約意識があり、5月の家計調査では高騰したキャベツやブロッコリーへの支出は3~4割減少した。イオンではプライベートブランドの一部商品をあえて値下げした。店では去年から4回、合わせて120商品を値下げし、5箱入りティッシュの販売数は約20倍に増えた。イトーヨーカ堂も100品目で値下げを始める。
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