気象庁はさきほど四国地方が梅雨明けしたとみられると発表した。平年より2日遅く、去年と比べると3日遅い梅雨明けである。こうした中、環境省と気象庁は、大阪府や千葉県など18府県で熱中症の危険性が極めて高くなる危険な暑さが予想されるとして、熱中症警戒アラートを発表した。なお香川県への発表は、今年初めてとのこと。関東甲信と東海で梅雨明けが発表されたきのう、全国46地点で35℃以上の猛暑日となった。最高気温は、岐阜県多治見市で36.5℃だという。JNNが消防などの情報を集計したところ、きのう午後5時半時点で関東では132人が熱中症の疑いで救急搬送された。この暑さは、週末からさらに厳しくなり10年に一度のレベルの高温になると予想されている。気象予報士・森朗さんは、「暑さも心配だが、天気の急変・雷雨にも注意が必要である」などと話した。