ことしの夏は猛暑に台風、天気に翻弄された夏だった。各地で相次いだ突然の雷雨、台風の影響も長引き、巨大地震に対する不安も募った。連日の猛暑で体に蓄積されたダメージ。その影響が体に表れ始めるのが、今の時期。残暑バテの主な症状としては、食欲が落ちる、便通が悪くなるなどの胃腸障害や、眠れないなどの睡眠障害などがあり、免疫が下がって、感染症などの病気にかかりやすくなる可能性があるという。今後も暑さは続きそうで、この週末にかけて、各地で35度以上の猛暑日。その後も平年よりかなり気温が高くなると予想されている。専門家は、日中の暑い時間帯は引き続き、熱中症に警戒しながら、朝晩など、涼しくなったときには、必要以上にエアコンをかけない、冷たいものをとりすぎないなど、時間帯によって対策を変えることが重要だと指摘する。