中東サウジアラビアのメッカでは気温が44度に達する猛暑の中、白い衣装をまとい、色とりどりの日傘をさした大勢の人が集結。ここはイスラム教の聖地で、先月、重要な宗教行事である大巡礼の時期を迎え、世界中から信者が集まっていた。しかし、気がかりなのは暑さ。去年の大巡礼の時期には最高気温50度を記録。約1300人が儀式の最中に熱中症などで死亡。会場では水道やスプリンクラー付き扇風機で熱中症対策。大巡礼は5日間開催したが、対策のかいあって、ことしの熱中症患者は去年から9割減ったそう。
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