10年前の熊本地震でも活動した産業医科大学災害産業保健センターの立石清一郎教授は、「災害復旧の時はいつもより気持ちが強くなり少し無理をしてでもやってしまおうとなるので、休憩せず作業を進め熱中症になる状況が生まれやすい。熱中症対策として、活動時間をある程度決めて対応する。例えば40分作業したら20分休憩するなど作業と休息の時間をセットにして、慣れるまでは無理せず体を慣らしながら活動を進める。水分・塩分をとるルールを確実に作る、可能なら2人以上で作業して少しでも体調がおかしい時は休むことなどが大事。5分毎など小分けに少しずつ水分をとるのが体に負担が少なく対策になる。作業していない時もこまめに水分をとることで熱中症のみならずエコノミークラス症候群、脳卒中、心筋梗塞などの病気も予防できる」と話した。また10年前の熊本地震を経験した人についても、「10年前に経験しているのでこれくらい大丈夫と頑張りすぎる人もいるが、体力など大きく変化しているところもあるので、体調を優先しながら復旧活動をすることが重要」と話した。
