東京電力は、福島第一原発の廃炉作業で最難関とされる溶け落ちた核燃料=燃料デブリの試験的な取り出しに着手した。廃炉の最難関とされるデブリの取り出しは、これまで3度にわたって延期されている。先月22日には、当初の計画から3年余り遅れて作業を始めたが、装置を押し込むパイプの順番を間違えるミスがあり、中断されていた。ミスを受け東電は再発防止策をまとめ、パイプにカラーテープを貼るなどの対策をとったうえで、現場に社員を立ち会わせて作業を再開した。
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