前線の影響で関東北部では非常に激しい雨が降っている。関東甲信ではあさってにかけて大気の不安定な状態が続く見込みで気象庁は土砂災害などに十分注意するよう呼びかけている。午後6時半ごろの前橋市内の様子では雨が道路に打ちつけていた。午後8時までの1時間には群馬県片品村に設置した雨量計で38ミリの非常に激しい雨を観測した。大気の不安定な状態はあさってにかけても続き局地的に雷を伴って激しい雨が降るおそれがある。あす夕方までの24時間に降る雨の量はいずれも多いところで甲信と伊豆諸島で100ミリ、関東北部と関東南部で80ミリと予想されている。気象庁は土砂災害や低い土地の浸水、川の増水に十分注意するよう呼びかけている。