北海道・別海町の牧場を取材し、久多里俊輔さんに話を聞いた。敷地は東京ドーム24コ分。乳牛は120頭。こちらでは牛の意思に任せた放牧をしている。酪農家の数は20年前の約4割となる中、人手のかからない牧場となっている。自動搾乳機も備え付けられ、搾乳されるのも自分次第。牛の首にはICタグが付けられ行動・体調の変化などが分かる。排泄物をリサイクルした特製ベッドは久多里さんの手作りで、わらと特製ベッドだと牛は特製ベッド好んでいた。久多里さんは、牧場で得たデータをいずれは多くの酪農家に役立てて欲しいと考えていて、有機循環型酪農を目指している。また、久多里さんは温度による味わいの違いについても教えてくれた。600Wで20秒かけるクリーミーさがアップする。氷を入れるとスッキリ飲める。