フジドリームエアラインズは2008年に静岡空港の開港に向けて設立された。航空会社の設立は学生時代グライダー部に所属した鈴木の夢だったという静岡空港の隣にあるFDAの訓練施設は立ち上げ当時周囲が反対する中で与平が導入したマシンがフライトシミュレーター。FDあのパイロットが訓練で使用するシミュレーターは操縦にあわせ機体の揺れなどを忠実に再現。その費用は40億円。自社でパイロットの育成ができることでパイロット不足に対応できているという。地方と地方をつなぐをコンセプトに羽田とではなく地方航空同士を直接結ぶ路線を拡大しているFDA。このコンセプトは鈴木がこれからの地方の可能性を信じてうちたてたもの。東京と名古屋に挟まれる静岡はFDAに飛ぶ前は一旦大都市に出る必要があったが地方同士が交流することで新たなビジネスを生み出していた。