先週土曜日、東京の渋谷で2200機のドローンによるショーが行われた。渋谷区と民間企業が主催。小室哲哉さんらの演奏とともに、ドローンが形作る。六本木からの情報カメラにも捉えられた。主催したデジタルガレージ・林郁社長さんは許可が出たのが去年の12月だったという。本番の前日、スタッフは代々木公園に集まる。数台のトラックが入ってくる。灰色の大きな箱。広場に並べられる。中身はドローンだ。1メートル間隔でドローンを並べる。2200機のドローンを配置。プログラムされたデータをドローンに送信。自動的に色や飛ぶ位置を変える。晴れていても、風が強いと上手くできない。雨もよくない。この日、強い風が吹いていた。テストは、リハーサルは中止。ぶっつけ本番の当日。風の強い状況は続く。バッテリーを充電。調整は続く。いよいよ本番となった。2200機おドローンが点灯し夜空に上昇をはじめた。さまざまな色に変化。螺旋状にならび、飛んでいった。多くの人がスマートフォンのカメラを向ける。ハチ公を模した犬のデジハチが形作られ夜空に浮かび上がった。残念ながらドローンは戦争のイメージが強いとデジタルガレージの林社長がいう。渋谷区の長谷部健区長は、感慨深いという。渋谷の風物詩になればいいとのこと。