渡辺謙さんは新潟県で生まれ、19歳で上京し演劇集団 円でキャリアをスタートさせた。唐十郎さんと蜷川幸雄さん演出の舞台のオーディションに合格した渡辺さんはここから俳優人生が花開く。1986年には連続テレビ小説 はね駒に出演すると、馬と殺陣を練習しろと言われ翌年には大河ドラマ独眼竜政宗に主演する。この時勝新太郎さんに挨拶すると史実に基づき「小田原で会おう」と返されたという。その後は顔を合わせないようにし、豊臣秀吉と伊達政宗の初対面を再現したという。また渡辺さんは勝新太郎さんに関して「何が起きるかわからない方」とし様々なことを想定し準備したという。