小泉農水相が備蓄米の販売を開始したファミリーマートを視察した。週末から次々と販売されている備蓄米。小泉農水相はきのう、酒造用や味噌などの加工用のコメの放出を検討していることを明らかにした。小泉農水相に苦言を呈したのは野村哲郎元農水相。野村議員は農水族と呼ばれる議員。随意契約による備蓄米の放出を自民党の農林部会にはからず決めてしまったことに苦言を呈した。JAの票がほしい農水族、目指す農政を実現したいJA、予算をつけてほしい農水省は鉄のトライアングルになっている。JAは農業者によって組織された協同組合で、小規模の農家にはなくてはならないもの。小泉農水相は秋に新米が収穫されてもコメの不足が続く見通しを示し、増産が必要だとしている。