東京都議会議員選挙がきょう告示された。127議席をめぐって争われる都議選の焦点の1つは小池百合子都知事を支えてきた自民党・都民ファーストの会・公明党の知事与党が過半数を維持するか。各党の党首らが意気込みを語った。各党の公約では物価高対策や賃上げ政策を重視する姿勢がみられる。自民党は都民所得倍増計画を掲げ、中小企業の支援や子育て世帯を対象とした家賃の支援などを訴えている。都民ファーストの会は子育て支援策の拡充や手頃な価格の住宅の供給を進めるとしている。公明党は現役世帯の所得増を目指すとして中小企業や就職氷河期世代への支援を訴えている。共産党は賃上げを行う中小企業への支援や子育て世帯などへの家賃補助などを訴えている。立憲民主党は中小企業や就職氷河期世代などへの支援を掲げている。国民民主党は都民の手取りを増やすとして子育て世帯を対象とした家賃補助などを訴えている。再生の道は都議会の主な機能は執行部の監視だとしていて党としての政策は掲げていない。投票は今月22日で即日開票が行われる。