創業から13年、松山が大きな勝負に出た。向かった先は北海道の離島の礼文島。もともと観光の島だったが、コロナの影響で観光客は3割近く減少した。過疎化も進み、人口はピーク時の3割ほどに。そんな礼文島で自社ではじめてのホテルを所有し運営に乗り出すという。リニューアルオープンするホテルは海沿いにある三井観光ホテル。もともと業績は堅調だったが、後継者不在で松山に声がかかり取得したという客室は全部で100室という規模で、冬は観光客が少なく営業は5月から10月の季節限定のホテル。しかし早速問題が勃発。厳しい冬に壁の中の水分が凍って亀裂が入ってしまい浸水しているという。そのホテルのリニューアルを任せられたのは入社5年目の小林。住み込みでここに勤めているという。過去には岡山のケイリンホテルを手掛け自転車の部品を使ってリノベーションを行い個性をアピールした企画室のエース。