アメリカ・トランプ大統領の追加関税に対する中国側の第2弾の報復関税が今日からアメリカ産の鶏肉や小麦などにかけられる。今日から始まる中国側の第2弾の対抗措置では、鶏肉、小麦、トウモロコシ、綿花に15%、大豆や牛肉などの農産品に10%の追加関税を課すとしている。日本貿易振興機構によると、第2弾の対象品目の去年の輸入額は223億ドル規模で、第1弾より大きくなっている。政策を議論する会議に出席・香港の委員は「貿易戦争に勝者はいない。アメリカは貿易戦争で、結局は自国の利益を損なうだろう」と述べた。王毅外相は「必ず反撃する」としていて、アメリカが再度、関税を課す場合は報復措置を続ける構え。