自民党の森山幹事長と公明党の西田幹事長ら12人の訪問団は日本時間の午後1時前、中国に到着した。きょうから3日間の日程で北京に滞在しあすは2018年以来7年ぶりに再開される中国共産党との政党間交流、日中与党交流協議会に出席する。この中では日本産水産物の早期の輸入再開や拘束されている日本人の解放など懸案事項について日本の立場を伝えるほか弾道ミサイルの発射を繰り返す北朝鮮への対応や両国間の交流の促進などについて意見を交わす見通し。また、あすは中国共産党最高指導部の序列4位の王滬寧政治局常務委員や王毅外相との会談も調整している。中国には先月、岩屋外務大臣も訪問していて与党としては政党間の対話を通して政府の外交を後押しし日中関係の改善につなげていきたい考え。