公明党の連立離脱を受けた政治の動きについて、山川龍雄は「今回公明党が政治とカネの問題をあらためて自民党に突きつけたのは、良かったと思っている。自民党政治の特徴はB to B。企業や業界から声を聞き、そこに政策を働きかける。日本の産業政策は社会主義に近く、よほど中国の方が競争が激しい状態。ファーストリテイリングのように政治から一定の距離をおき商品力を磨くことに全精力を注いだ一部の企業だけが、国際的な競争力を残している。欧米のスタイルはB to Cで、不況になると消費者や失業者を直接支える。景気が戻ると失業者が元気な企業に転職することによって、新陳代謝が生まれる。高市総裁は、政治とカネの問題を経済問題だと捉え直すべき」などとコメントした。
