現在、国の権限代行により復旧工事が進められている石川県輪島市門前町から珠洲市までの国道249号の沿岸部は、元日の地震や9月の豪雨により今も複数の区間で通行止めが続いているが、国土交通省はこれらの区間について年内に通行が可能になる見通しとなったと明らかにした。中屋トンネルは県道や市道による暫定的なう回路で1車線を確保し、トンネルの通行可能となる時期は年内に公表する予定。また工期が冬に差しかかることから、雪害対応を強化するための連絡本部を新たに設置する。連絡本部は県や能登の6市町、気象台などで構成されていて、21日にも設立会議を開く予定。