生成AIの開発の基盤となる大規模言語モデルと呼ばれるAIのFugaku−LLM。世界最高クラスの計算能力を持つスーパーコンピューター、富岳を活用した国産のAIの研究開発プロジェクト。去年5月から東京工業大学や東北大学、富士通、理化学研究所などが進めてきたが、きょう研究成果の発表会が行われた。Fugaku−LLMは透明性と安全性に優れており、日本語に強く日本文化に根ざした対話が期待されると説明した。デモンストレーションで松尾芭蕉の俳句「古池や蛙飛び込む水の音」の意味と季節感を分析した。Fugaku−LLMはきょうからネット上で公開され、誰でも使える。