理化学研究所の高橋恒一さんによるとAIというのはもうインターネット上にある大半の情報をすでに学習し終えているという。なのでAIが新たな科学的な発見をするためには、このデータ自体、不足しているデータというのを自分で実験して新たに作り出して、そこから学習していく必要があるという。日本には、そこでAIによるどんな実験にも対応できるロボット技術というのがあるので、十分世界とは戦っていけるという。VTRに出てきた「第五の科学」はずばり人とAIが担う科学のことを指す。田中道昭は「いまは実験の担い手をAIにということだけれども、おそらくこれからAIの役割がどんどん進化してくるはず。まずは人とAIが対話するが、徐々にAIがリードしてくる世界がやってくる」とコメント。ただ、すでに製薬会社などではAIを薬の開発にも使ってると言われているが、いまだにあんまり大きな成果が出てこないっていうふうに言われている。これに対し田中は「実は膨大な仮説を同時に処理していてかなりスピードが短縮しているので、おそらく顕在化してくるのも時間の問題だ」と指摘した。そもそも科学の目的っていうのは、これまでは真理の追究だった。ところがAIが主導することで。実験するだけではなくて仮説も立てて結果を 出すようになると人間には説明できない知ができてくるっていうことで科学の目的が真理の追究なのに人間には理解できない知ができる可能性ができるという矛盾が起きる可能性があると指摘した。
