香川県で金比羅山の愛称で親しまれる金刀比羅宮の近くにレンタル着物店がある。店に並ぶ着物は全て寄付されたもの。長い階段が続く香川県琴平町の参道。着物を着た人たちが町を彩る。レンタル着物店にはおよそ200着、すべて寄付された着物が並ぶ。店を運営する土佐麻子。近所で旅館を営む若女将が着物を寄付する。店を始めたのは3年前、実家の美容室を改装して着物のレンタルを始めた。近所の人から着物や帯などおよそ50点をもらったのがきっかけだった。受付から着付け、髪のセット、着物の管理まですべて1人で対応している。美容師の合間に店を開く。母親が着物好きで家でも着物を着るほどだったという女性は母の着物を寄付することにした。思いと共に受け継がれた着物が琴平の思い出を新たに彩る。
