琵琶湖のアユ漁は毎年12月に解禁され「エリ」と呼ばれる琵琶湖特有の定置網などを使用し漁が行われている。大津市の志賀町漁協では7つのエリで漁を行なっているが先月のアユの漁獲量は漁協全体で13キロと去年と同じ時期の1%にも満たず今月も今日までに7キロの漁獲量しか無く去年と同じ時期の1%にも達していない。滋賀県の調べでは去年のアユの産卵数は平年の2割ほどとかなり少ない状態だった。また今年の琵琶湖の水位は平年より40センチ以上低い状態で漁業関係者によると魚が網にかかりにくくなっており産卵数の減少や琵琶湖の水位低下が影響していると話した。