線状降水帯が発生する可能性があることから名古屋市内の学校でも午後の授業を取りやめるなどの対応をとっている。名古屋市教育委員会によると、東海地方で線状降水帯が発生し、大雨により帰宅が困難になる恐れから名古屋市・守山区の中学校2校と小学校6校、また守山特別支援学校高等部、名古屋市・中村区の小学校4校、名古屋市・瑞穂区の小学校2校で午後の授業を取りやめ給食後に帰宅させる対応を行っているという。また6時間目の授業を5時間授業に切り上げるなどの対応を行う学校も出てきているという。名古屋市教育委員会は名古屋市内にあるすべての小中高校の部活動をきょうは活動を休止し早めに自宅に帰宅するよう呼びかけている。日本航空は午前11時現在、羽田空港を発着する便を中心に30便欠航を決めている。約2700人に影響が出ると見られる。全日空は午後1時現在の数字で羽田空港を発着する便を中心に21便欠航。約2600人に影響が出るとみられる。現時点では定刻で出発を予想している便についても欠航になる可能性があるという。東海道新幹線も運休や運転見合わせの恐れがある。JR東海はさきほど、東海道新幹線は沿線で大雨や強風が予想されているため、きょう夕方にから夜にかけて運休や運転を見合わせる可能性があると発表した。NEXCO東日本は東京湾アクアラインは強風の影響で午後7時以降通行止めの可能性があるという。各地の高速道路の一部区間で通行止めの可能性があるので、こまめに交通情報をとるように。中部地方整備局と名古屋地方気象台が会見を行い、(1)自分がいる場所の気象・川の入手方法、想定される被害、避難場所・避難経路の確認を。(2)自治体から発進される避難情報に注視し早めの行動を。(3)あなたの家族や大切な方々を災害から守るため、あなたの声で避難の後押しをという「3つのお願い」をした、などと伝えた。