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「環境省」 のテレビ露出情報

一部の物質の有害性が指摘されている有機フッ素化合物「PFAS」が各地の水道水から検出され大きな問題となっている。環境省は今、「PFAS」について水道法上の「水質基準」に引き上げるかどうか検討を本格化させることにしている。その場合、自治体などの水道事業社に水質検査や一定の数値を超えた場合に改善が義務づけられる。「PFAS」は1万種類以上あると言われている。水や油をはじく効果があり熱にも強いことからフライパンや包装紙、消火剤、半導体、防水服など様々な製品に幅広く使われてきた。人への有害性が指摘されているものがあり、現在「PFOA」「PFOS」「PFHxS」については国際的に製造、使用が禁止されている。去年、WHO(世界保健機関)は「PFAS」のうち「PFOA」「PFOS」の発がん性評価を引き上げた。
PFASは水道水からだけでなく、地域によっては畑の土壌や野菜、果物などからも検出されている。さらに今、別のものからも検出され汚染を広げている可能性が見えてきた。京都大学・医学研究科・原田浩二准教授は20年以上、環境中のPFASについて研究を続けてきた。“PFASが含まれていないか調べてほしい”と、原田さんのもとには全国の市民から水や土、野菜などが届いている。そもそもPFASは、化学工場などで製造、使用されたほか、在日アメリカ軍基地や空港などで使用される泡消火剤にも含まれていた。環境中に残り続ける性質があり、河川や地下水に流れ出て検出。さらに浄水場で除去しきれずに水道水に混入する事態が相次いでいる。今、原田さんが新たに調査しているものがある。国が製造を推進している肥料。下水を処理する過程で発生する汚泥を加工して作られる汚泥肥料。全国1100か所で作られているが、ここにPFASが含まれている可能性があるという。今回、NHKは原田さんと協力して地域ごとに偏りがないよう、全国26か所から集めた肥料を独自に調査した。その結果、国内ではまだ基準値がない一方、米国の一部の州が設定した目安を超えていたのが3か所あった。今回、最も高い濃度が検出された肥料を作る施設の担当者が、匿名を条件に取材に応じた。近くに工場などもなく、なぜPFASが検出されるのか分からず困惑しているという。原田さんは“広く売られている汚泥肥料からPFASが検出されている以上、基準の設置などルール作りをするべきだ”と指摘する。
汚泥肥料に含まれるPFASについて、農林水産省も全国86か所を調査している。その調査でも、同じようにPFASが検出されている。最も高い肥料で1キログラム当たり25万ナノグラムだった。農水省はこの状況について、“最も高い濃度を示した汚泥肥料を長期間利用して生産された農作物を生涯にわたって毎日食べ続けても、健康への悪影響がないと推定される”としている。

他にもこんな番組で紹介されています…

2025年4月17日放送 10:25 - 13:55 TBS
ひるおび(ニュース)
クイズ「熱中症予防声かけプロジェクトのマスコットキャラクターの動物は?」と出題。選択肢は、A「シロクマ」、B「ペンギン」。

2025年4月16日放送 6:30 - 7:00 NHK総合
NHKニュース おはよう日本(ニュース)
モバイルバッテリーやスマートフォンに使われるリチウムイオン電池による発火・火災が起きるケースが相次いでいる。環境省は、家庭から出る不要になった全てのリチウムイオン電池を全国の市区町村に回収を求める新方針ををまとめた。地域のごみステーションや個別での分別収集を基本にするとしている。

2025年4月16日放送 4:30 - 5:20 TBS
THE TIME’(気になるニュース)
リチウムイオン電池は自治体によって回収方法が定まっておらず、住民が誤った方法で廃棄しゴミ処理の家庭で火災になるケースが相次いでいる。こうした問題を受け環境省は全国の市区町村にリチウムイオン電池を他のごみと分けて回収することの徹底を求める通知を出した。地域のゴミステーションの他、役所などに回収ボックスを設置することを推奨している。

2025年4月15日放送 23:30 - 0:15 フジテレビ
FNN Live News α(ニュース)
モバイルバッテリーなどに使われるリチウムイオン電池について、環境省は家庭から出された不要な物を全国の市区町村が回収するよう求める新たな方針をまとめ通知した。他のゴミと混ぜて捨てられることで回収の際に発火するケースなどが相次いでいることを受け、分別収集の実施に加え回収ボックスの設置などが盛り込まれている。

2025年4月15日放送 15:49 - 19:00 TBS
NスタNEWSイッキ見
ごみ処理の過程で火災になるケースが相次いでいるリチウムイオン電池について、環境省は全国の市区町村に回収を徹底するよう求める通知を出した。

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