福島市はゴミの廃棄を巡るマナーを正すため、悪質なゴミ廃棄を行った個人・事業者を調査して勧告を出したうえで治らなかった場合指名などを公表する方針。背景には福島県は1日あたりのごみ排出量が富山県と並び最多となっていることがある。その一方で、リサイクル率は福島県は全国46位の12.8%、対する富山県は全国平均の19.6%を上回る21.5%と大きな差が見られる。木幡市長はゴミ事態が個人の所有物とされると法律上空けることが限界であることで条例に盛り込むとしている。同様の試みは千葉市では2011年に行われていて、違反のゴミは回収せず警告文を貼り付けていき、それでも改善されなかった場合は開封調査を行った上で2000円を支払うという。この取り組みを行うと焼却されるゴミは3分の1まで減少した。福島市は市民の目に触れない空間で市長が指定した職員に確認させるという。福島市にゴミ袋の有料化が必要ではないかと質問をすると、市民の負担となるから考えていないとの回答があったという。