政府は温室効果ガスの排出を2035年度に2013年度比で60%削減するなどの目標を盛り込んだ地球温暖化対策計画を閣議決定した。温室効果ガスの排出削減目標を巡っては去年12月、2035年度に2013年度比で60%削減、2040年度に73%削減とする政府案が取りまとめられ、国民から意見を募るパブリックコメントが実施されていた。そこに寄せられたおよそ3000件の意見が精査されたうえで、今日の閣議で政府案が正式に決定された。政府による地球温暖化対策計画の改定は2021年以来およそ3年ぶり。決定した温室効果ガスの排出削減目標は先ほど国連に提出された。