各地で危険な暑さとなったきのう、全国で500人以上が熱中症の疑いで搬送された。熱中症警戒アラートが出されていた三重県では自宅の庭で倒れていた72歳の女性が亡くなり、神奈川県でも90代の女性が亡くなっている。東京・小金井市では住宅火災の消火活動中、消防隊員3人と消防団員1人が熱中症とみられる症状を訴えた。こうした中、暑さを乗り切ろうと愛媛県松山市で冷たいうどんが人気となっている。「うどん瓢月」では今週に入って猛暑の影響からか、冷たいうどんを食べる客が増え、きのうも注文の7割が冷たいうどんだった。環境省は熱中症対策としてこまめな水分・塩分補給を行うことを呼びかけている。さらに熱中症予防には食習慣も重要になってくる。