トランプ大統領は、中国に新たに10%の追加関税を課す大統領令に署名した。中国に対しては先月4日から10%の追加関税を課していて上乗せされる関税は合わせて20%になる。これに対して中国はアメリカに報復関税を課す見通し。中国共産党系のメディア環球時報はアメリカ産の農産物が報復関税の対象になると伝えている。中国は、第1次トランプ政権で関税が引き上げられ農産物の輸入先を増やしておりすでにブラジルが最大。しかし、アメリカにとっては中国が最大の市場で去年の農産物の輸出額は290億ドル余りだった。おととしから14%減少した。