今年4月の生活保護の申請件数は全国で2万601件で、前年の同月と比べると0.9%減った。生活保護の申請は4か月ぶりに減少に転じた。また、生活保護の受給を今年4月に新たに始めたのは1万8199世帯で、前年の同月と比べて634世帯、率にして3.4%減った。生活保護を受給している世帯は全国で164万3444世帯と前年の同月と比べて4409世帯、率にして0.3%減少している。厚生労働省は「生活保護の申請件数は去年の同月に比べると減少しているが、直近10年の同月で見ると3番目に多く、今後の動向を注視していきたい」などとコメントしている。