産業革新投資機構は、大型の事業再編を後押しする8000億円規模の投資枠を持つ新しいファンドを今年中に立ち上げる。1000億円を超える大型案件が主な対象で、運用期間は10年程度を想定。また大型案件を扱う民間ファンドへの出資も始める。これまで国内ファンドは中小企業の事業継承などを扱うことが多い状況で、規模の大きいM&Aは主に外資系ファンドが資金の出し手となってきたが、産業革新投資機構の信用力も活かして企業の競争力強化につなげる大型に事業再編を担える国内ファンドの育成を進める。
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