久保建英のいとこにあたる久保凛はまだ学生ながら、女子800mで19年ぶりに日本記録を更新するとともに初の2分切りとなる1.59.93を記録するなど将来が期待される。久保選手は落ち着いて走ることを心がけている・応援してくださる人の期待に答えるとともに焦らない気持ちだったと振り返った。野口雅嗣監督は100の引き出しのうち10しか引けていないのでまだまだ可能性のある選手だと紹介した。久保選手は独特の腕の振りが特徴で、脇を引き締めない方がバランスが取りやすいとの考えがあるという。増田明美さんは筋力が不足する中高生は腕振りで走りの推進を生み出すが、それよりも体幹を生かしてリズム感を優先しているのではないかという。久保選手はサッカーの経験が視野の広さに繋がっているのではないかとも話している。今年6月の日本選手権では田中希実選手が出場する中、久保選手はスパートをかけられると自らもスパートをかける様子を見せて勝利しているが、この際も視野の広さは大いに役立ったと振り返っている。