アルコール度数40~60度の白酒。常温ストレートで互いにくいっと飲み干す、中国の宴会の席の馴染みの光景。白酒の一大産地、内陸部の貴州省茅台鎮で作られるようになったのは、およそ400年前だと言われている。穀物のコーリャンを原料に5年もの長い時間をかける伝統の製法で作られる茅台酒は、薫り高く白酒の中でも“国酒”と呼ばれ、外国からの要人をもてなす場にも登場してきた。1972年日中国交正常化の式典で、田中角栄首相と周恩来首相が白酒で乾杯したことで日本でも知られるようになった。
ところが白酒が大きな課題に直面しているという。中国ではアルコール度数が低いカクテルや果実酒などの消費が伸び、白酒の生産量はこの8年で3分の1にまで減少している。白酒の消費を増やそうと、酒造メーカーが試行錯誤を初めている。白酒のミルクティー、ラテ、ジェラート、若者に人気のバーは、白酒に親しんでもらおうと酒造メーカーと協力してイベントを開催。
酒だけでなく文化も守ろうとメーカーが奮闘する中、白酒離れに拍車をかる動き。習近平指導部が去年5月に条例を改定。公務員などに対し、腐敗を防止するためだとして、接待の会食で高級料理や酒などの提供を禁止した。これによって、白酒の販売が落ち込んでいるという。白酒の国内最大の消費地・河南省を訪れると、数千の店が軒を連ねる白酒専門の卸売市場は、空き店舗が目立ちテナント募集の張り紙も。営業している店では破格の値段で売られていた。専門家は、政府の対応も受け、白酒は宴会での消費から個人消費へ変わりつつあると指摘する。
ところが白酒が大きな課題に直面しているという。中国ではアルコール度数が低いカクテルや果実酒などの消費が伸び、白酒の生産量はこの8年で3分の1にまで減少している。白酒の消費を増やそうと、酒造メーカーが試行錯誤を初めている。白酒のミルクティー、ラテ、ジェラート、若者に人気のバーは、白酒に親しんでもらおうと酒造メーカーと協力してイベントを開催。
酒だけでなく文化も守ろうとメーカーが奮闘する中、白酒離れに拍車をかる動き。習近平指導部が去年5月に条例を改定。公務員などに対し、腐敗を防止するためだとして、接待の会食で高級料理や酒などの提供を禁止した。これによって、白酒の販売が落ち込んでいるという。白酒の国内最大の消費地・河南省を訪れると、数千の店が軒を連ねる白酒専門の卸売市場は、空き店舗が目立ちテナント募集の張り紙も。営業している店では破格の値段で売られていた。専門家は、政府の対応も受け、白酒は宴会での消費から個人消費へ変わりつつあると指摘する。
