今後の天気について気象予報士・広瀬駿による解説。東京の今朝の最低気温、2.5℃まで下がった。都内でも氷点下の冷え込みになったところもあった冬場に気をつける事としてヒートショックは、急激な気温の変化で血圧が急激に上下し、心臓や血管の疾患が起きる。特に血圧が変化しやすい冬の入浴時は要注意。暖かい室内では血圧は安定しているが、寒い脱衣所に移動すると血圧は上昇する。暖めていない浴室では更に血圧が上昇してしまう。そのまま暖かい湯船に入ると血圧が低下してしまう。ひなた在宅クリニック山王・田代和馬院長によると「浴室のヒートショックの危険度が多く、脱衣所より寒い場合が多い。また間違って水のシャワーが出ることもある。また湯船に入った瞬間は血圧が上昇しやすい。浴槽での死亡事故は65歳以上の高齢者が9割以上。シニア世代以外もリスクが上がる入浴法として、スマホで長風呂をしたり、飲酒後の入浴は血圧が低下し、湯船から出た時に血圧が急上昇するリスクがある。また寝不足での入浴は自律神経が乱れた状態で、血圧が変化しやすい。ヒートショックを防ぐには、脱衣所・浴室を入浴前に暖めておき、入浴前後に水分補給する。熱い湯船にいきなり入ることも避ける。