「ダウンタウン・松本人志が複数の女性に性的行為を強要した」という記事を報じた「週刊文春」の発行元の「文藝春秋」などと係争中の松本の代理人を務める田代政弘弁護士が、11日に取材に応じ、「被害を受けたとするA子さんに対し、裁判出廷の妨害工作をした」などと報じた、11日発売の「週刊文春」の内容に反論し、否定した。田代弁護士によると、記事にある男性Xとは、実際に会い、「A子さんと同一人物か確認するため、女性に連絡を取ってほしい」と依頼したが、断られたという。また、6月に2度、匿名の投書が届き、その書面に、A子の密会に関する情報が具体的な日時や場所とともに記載されていたので、調査会社に依頼し、調査を実施したことを明かした上で、「週刊文春が投書に関与していたのではないかとの疑念が払拭できない」と話した。田代弁護士のコメントを受け、文春側が反論するコメントを発表し、「田代氏の説明には、事実誤認や曲解が含まれている。そうした点について、次号の週刊文春にて明らかにする」とした。