沖縄県名護市、松岡修造が日本ハムのキャンプ地へ向かった。まだ選手もいないグラウンドに現れた新庄剛志監督。ことし4年目を迎える新庄監督は3年契約の最終年、集大成ともいわれた昨シーズンはリーグ2位で2年連続最下位に沈んだチームを6年ぶりのクライマックスシリーズ進出に導いた。新庄式の新常識に迫る。新庄監督は2軍のキャンプ地、国頭村へ向い「層を厚くしたい、競争力を高めたいという思い、奮い立たせる」などと話した。1「1軍昇格即スタメン」多くの監督は1軍昇格後はベンチスタートだが新庄監督のこだわりは昇格即スタメンで3年目の昨シーズンでは経験を積んだ選手がチャンスを掴んで活躍した。2「順位よりも育成」1、2年目から結果を求めず育成に特化、3年目に実を結び2年連続最下位から2位へ躍進した。2軍の紅白戦を視察した新庄監督にアピールしたのは昨シーズン1軍出場6試合の今川優馬、HRを見せていた。3「HRより大事なこと」今川はHRの前の打席でフルカウントからのフォアボールを選んだことがポイント、監督が観に来ていることを知り焦らず打てるボールを選ぶことに合格点だとした。あすは新庄監督の采配について迫る。