成田空港では滑走路の新設や延伸計画とあわせ、現在3つに分かれている旅客ターミナルを1つの新しい旅客ターミナルに段階的に集約する構想で、成田空港会社や国、有識者などが参加した会議で検討が進められている。きょう、都内で開かれた会議で空港会社は新しいターミナルについて、東側の半分は2030年代前半に完成させて使用を開始し、残りの部分は需要の増加を見ながら完成させるとする案を示した。新しいターミナルの候補地は、現在の第2ターミナルの南側で、最終的な延べ床面積は95万平方メートルから115万平方メートルだ。駐機場の数は、現在より30か所ほど多い180から190か所とする計画だ。