- 出演者
- 南利幸 井上二郎 相沢志野 赤木野々花 上村陽子
栃木・鹿沼市のニラ農園から中継。栃木県はニラの作付面積が全国1位。生産量も高知県に次いで2位。鹿沼市が栃木の中で最も生産量が多い場所。栃木だと1年中ニラがとれるが、季節によって冬ニラと夏ニラの2種類が主に栽培されている。冬ニラより夏ニラの方が色味が濃く、葉も厚みがあるとのこと。味は夏ニラの方が濃く甘みがあるという。味が濃い夏ニラの中でも一番美味しいとされているのがその年に初めて収穫される「一番ニラ」だという。今回は一番ニラを使った「夏ニラと桜エビのおひたし」と「ニラそば」を試食。ニラそばは鹿沼の名物とのこと。高石さんは「美味しい」などとコメントした。
成田空港会社によると、去年1年間に成田空港を発着する国際線を利用したのは3220万人だった。このうち外国人の利用者数は2179万人で、一昨年より36%、コロナ前の2019年に比べても20%多くなり、初めて2000万人を突破して過去最高となった。一方、日本人の国際線の利用者数は794万人で、一昨年より増えたものの、2019年の半分ほどにとどまっている。空港会社によると、円安によってインバウンド需要が高まり外国人の観光客が増えた一方で、日本人が海外旅行を控えるようになったことなどが背景にあるという。また国内線の利用者数は760万人で、2019年とほぼ同じ水準まで回復した。成田空港会社の田村明比古社長は「去年はコロナからの回復、そして再成長に向かう移行期の年だった。今年もこの傾向は続くと期待しており、成田空港としてしっかりと需要を取り込んでいきたい」と話している。
新潟市中央区の白山小学校では昨日卒業式が行われ、6年生37人が出席した。この小学校では毎年地元でアニメや漫画の専門学校の学生たちが卒業を祝う「黒板アート」を贈っていて、今年は学級目標の「おもいやり」という文字や、卒業証書を手にした子どもたちの姿が描かれた。学生たち6人が4時間ほどかけて描き上げ、中学校でも笑顔で過ごしてほしいという思いを込めた。
今回訪ねたのは、東京都墨田区・隅田川沿いの地域。墨堤と呼ばれる土手だが、約1キロにわたって桜並木が連なっていて、満開になると一面のピンク色に染まる。343本のソメイヨシノが、春を待っていた。墨堤の桜の歴史は、江戸時代にさかのぼる。8代将軍、徳川吉宗が100本の桜を植えたことで、桜の名所になった。人々が桜を楽しむ様子は、当時の浮世絵にも描かれている。作者は葛飾北斎で、墨田区で生まれ生涯の大半をこの界隈で暮らし多くの浮世絵を生み出した。中でも、北斎が手掛けた桜の代表作があると聞いてすみだ北斎美術館に向かった。「桜に鷹」の作品を紹介。来月20日まで公開。北斎が好きだった桜は、桜もち。桜餅を作り続けて308年の専門店で葛飾北斎が食べていた桜もちを食べられる。北斎の時代と同じ、竹かごに入っていたのは桜の葉が3枚、そして皮は薄く、中はこしあんの桜もち。桜を求めて街を散策。着物に合いそうな桜柄のバッグなどが並んでいる和装の小物のお店を発見。花かんざしは、江戸時代から続く伝統工芸で、花びら1枚1枚が小さな絹の生地で作られている。半玉さんと呼ばれる見習いの芸者さんが使う専用のかんざし。毎年、桜の咲く時期に合わせて髪にさす。作っているのは花簪師の宮あき子。つまみ細工という技法で、僅かおよそ1センチ四方の絹の布をピンセットでつまみ、折って1枚の花びらにしていく。桜を作るのに使う布は、100色以上ですべてオーダーメードで、1人1人に似合うように色を選んでいる。墨堤さくらまつりが開催中。夜桜ライトアップは来月13日まで。
100年前に放送されていたのは、軍楽隊演奏・ニュース・天気予報。料理番組も、100年前の放送開始直後からあるという。古い番組表が保管されているNHK放送博物館。100年前の放送室日誌を見ると、家庭で作られる和食が多い中、気になるメニューは「マカロニービーフ」。レシピはなかったが、唯一手がかりとなったのは、当時の講師・佐伯矩。その人物にゆかりのある学校が佐伯栄養専門学校。大正から昭和にかけて活躍した医学博士・佐伯矩。外国人に比べて日本人の体が小さく寿命が短い理由は食生活にあると考え、栄養の大切さを国民に広めた。留学経験があった佐伯は、タンパク質と脂質が不足していることに着目。その解決策の1つが、当時あまり一般家庭では普及していなかった洋食を取り入れること。「マカロニービーフ」に繋がるレシピも残っていた。
マカロニビーフを再現する。佐伯栄養専門学校の土橋さんが協力してくれる。コンビーフにマカロニ、トマトソースにバターなど。フライパンにバターを入れ、茹でたほうれん草を塩こしょうで炒める。コンビーフを炒める。マカロニを炒めて、トマトソースとからめる。「マカロニビーフ」が出来上がった。
佐伯さんは「フライパンが是非ともなくてはならぬ」と言っていたとのこと。ラジオを聴いていた人たちは、見たこと、聞いたこともない料理にわくわくしただろう。放送100年 食べることは生きること~「きょうの料理」誕生秘話~の番組宣伝をした。
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JR東日本から鉄道情報。只見線の会津川口駅と大白川駅の間で運転見合わせ。東北新幹線、上越新幹線、北陸新幹線は平常通り。東海道新幹線はおおむね平常通り。
「放送100年 時代を超えて 3世代が選ぶあの番組」、「スイーツ頂上決戦2025~連覇なるか?チームJAPANの挑戦~」、「放送100年特集 食べることは生きること ~「きょうの料理」誕生秘話~」、「NHKスペシャル 未完のバトン プロローグ 放送100年 そのとき日本人は」の番組宣伝。