台風10号進路予想図。数十年に一度の勢力に発達した今回の台風10号。週末にかけて日本列島を縦断し、関東にまで影響を及ぼす恐れがある。非常食を効率的に備蓄する「ローリングストック」という方法が注目を集めている。東京・町田市「小田急百貨店町田店」では9月1日の「防災の日」に合わせて特設コーナーを設け、約30種類の非常食を販売。とくに人気があるものとして「ごろごろ野菜のビーフシチュー」「しっかりおでん」「ルーローハン」を紹介。小田急百貨店町田店マネジャー・江連剛士さんは「(昔は)あまりおいしくない保存食・防災食が主流だったが、普段からお食事していただいて食べたら新しく買いかえていただくコンセプト」などコメント。防災備蓄収納マスタープランナー・三原麻弓さんは「日常で食べているものを災害時も食べるのがローリングストック。災害時に、いつも食べてるものだから安心して食べられる」などコメント。「ローリングストック」は普段の食品を少し多めに備えておき、賞味期限を考えて古いものから消費してその分を買い足すこと。常に一定量の食品が家庭で備蓄されている状態を保つ。ローリングストックについて街頭インタビュー。「必ずつかうものだけは(備蓄)している」「水とお茶、カレーとかレトルトの食品が多い」などの声があった。7日分の水や食糧を備蓄する場合の食材を選ぶポイント、非常食の保管場所について紹介(防災備蓄収納マスタープランナー・三原麻弓による)。ライスペーパーやのりをお皿代わりに使用することも節水につながるという。