きのう警察犬の慰霊祭が行われた。警視庁鑑識課・畑孝博課長は「鑑識課の一員として全力で職務に取り組んでいただいた」と話した。今回慰霊された警察犬は12頭。その中に、警視総監賞2回、警察署長賞を10回受賞した名警察犬「イルミナ号」がいた。元鑑識課警察犬係主任・色川晴彦氏はイルミナ号の元バディ。相棒との日々を振り返った。臆病だったイルミナ号だが、臭覚の能力が長けていた。それまでは警察犬1頭につき1つのにおいを覚えさせていたが、イルミナ号は複数のにおいを覚えることができた。様々な薬物も銃器も嗅ぎ分け見つけ出す警視庁初のハイブリッド犬になった。イルミナ号が教えてくれたのは、訓練次第で可能性が花開くということ。
