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「白楽茶碗 銘 不二山」 のテレビ露出情報

1615年、58歳だった本阿弥光悦は徳川家康から京都の鷹峯を拝領された。京都の市街地からは離れ、治安も良くなかったとされる。ただ、光悦を慕う職人たちが移住し、信仰と芸術が根ざした村が出来上がっていた。光悦は職人たちに指示をしながら、多様な美術品を創作していたという。河野元昭名誉教授は本阿弥光悦について、「クリエイターだけれども、アートディレクターでもあった」と評する。晩年は手が震えるなか、茶碗作りに励んでいたという。「赤楽茶碗 銘 雪峯」では器に入った割れをあえて金で装飾し、強調している。「白楽茶碗 銘 不二山」は様々な偶然の産物によって生まれ、光悦は雪をいただく富士山を見出した。

他にもこんな番組で紹介されています…

2024年2月7日放送 22:00 - 22:45 NHK総合
歴史探偵(歴史探偵)
スタジオには本阿弥光悦が晩年に手掛けた茶碗の写しが用意された。光悦は作品を通して富士山を見出し、愛娘が嫁ぐ時に嫁ぎ先に贈呈したとされる。為政者によって追い払われたかもしれないが、佐藤二朗は「頭の中の自由は奪えない」と思ったという。光悦を原点とする流派は琳派と呼ばれ、ジャポニスムの美として西洋美術にも影響を与えた。

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