佐賀・白石町で取材班がおよそ3カ月密着したのはコウノトリの繁殖。4月にヒナが誕生した際にはエサ不足などで全滅したが、今年2度目の産卵で3羽のヒナが誕生し子育てに再挑戦していた。4年前に誕生したヒナは全て天敵のカラスに食べられてしまったため、地元の有志が交代で見守り、カラスが近づいたら追い払っているとのこと。その後過酷な環境を生き抜いた2羽は誕生から約2か月で親鳥と同じ大きさに成長した。そして先月下旬、ついに巣立ちを迎えた。九州でコウノトリが繁殖しているのは白石町のみで、町は今後名前を公募する予定とのこと。