EV新興メーカー・極越が事実上経営破綻した。極越はIT大手「百度」と自動車大手「吉利」共同出資し2021年に始動。しかし11月の新エネルギー車の販売台数が中国全体で151万2000台だったのに対し、極越は約2500台だった。極越は経営が困難な状況であることを公表し、従業員5000人の給与の支払いは見通しは立っていないという。中国は政府の後押しもありEVなど新エネルギー車のことしの累計販売台数は自動車全体の4割を超えた一方、メーカー乱立による値下げ競争が続き中国メディアによると2018年以降、400社以上のEVメーカーが倒産や撤退に追い込まれている。