けさ8時すぎ、成年式を終えたことを報告するため秋篠宮家の長男・悠仁さまが三重・伊勢神宮を参拝された。このあと奈良県に移動し神武天皇陵を参拝される予定。おとといの成年式は皇室で40年ぶり、天皇陛下専用車両「ロイヤル」で移動された。宮殿・春秋の間で愛子さまら皇族が見守られるなか「加冠の儀」が行われ、約6mの裾を引きながら陛下のもとへ向かい挨拶を述べられた。30年以上秋篠宮家と交流があるジャーナリスト・江森敬治氏は「秋篠宮ご夫妻は感無量なんだと思います」とコメントした。黒い成年用装束「縫腋袍」に着替えた悠仁さまは儀装馬車で宮中三殿へ。午後2時すぎ、燕尾服に着替えた悠仁さまは両陛下に挨拶する「朝見の儀」に臨まれた。今後は成年皇族としての公務が増えるみられる。秋篠宮さまと20年以上交流があり悠仁さまの初の海外訪問(ブータン訪問)などに同行した国立民族学博物館・池谷名誉教授は「別け隔てなく平等に広い視野から見てくということを(秋篠宮さまが)教えているような気がします」と語った。
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